こんにちは。毛髪診断士のミスゴールドです。
薄毛に悩む女性は多く、病院を受診する患者さんの数はここ10年でとても増えているといいます。
髪の悩みってすぐにでも何とかしたいですよね。
そこで今回は、「女性の薄毛が治療できる病院・クリニック」をテーマに女性の薄毛の原因や治療方法などについてお伝えしていきます。
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女性の薄毛の症状
まずは女性に多い薄毛の症状について解説していきます。
女性の薄毛の中でも特に多いびまん性脱毛症
女性の薄毛で一番可能性が高いのが「びまん性脱毛症」です。
びまん性脱毛症は特定の箇所で特に薄毛が目立つのではなく、頭髪が全体的に薄くなるのが特徴です。
実際に感じる症状としては以下のようなものが挙げられます。
・髪が全体的に減ってきた気がする
・ボリュームやハリコシ感が無くなってきた
・ペタッとした印象になってしまった
FAGA(女性男性型脱毛症)
男性型脱毛症AGAの女性版がFAGA。
女性は元々男性ホルモンよりも女性ホルモンの方が優位なのですが、女性ホルモンが減少し、男性ホルモンとのバランスが崩れることで症状を呈します。
若い人にも起こりますが、特に閉経前後の女性に多く、見た目の状態としては頭髪全域が薄くなり髪が細くなっていきます。
産後脱毛症
出産後、髪の毛が大量に抜けることを産後脱毛症(産後の抜け毛)、分娩後脱毛症と呼びます。
最近では、芸能人女性がブログで産後の抜け毛に悩んでいることを公開するなど耳にする機会も増えた印象があります。
女性は妊娠中に体内の女性ホルモンが通常よりも増えた状態になります。すると、女性ホルモンには髪をキープする働きがあるので、通常抜けるはずの毛も抜けずにとどまっていることに。
ところが、産後は女性ホルモンの量が通常の量まで一気に減少するので、それまで抜けずに保たれていた髪の毛が一気に抜けてしまうんです。
脱毛症として捉えられてはいますが、ホルモンの量が妊娠前の通常の状態に戻ると考えれば病的なものではなく、しばらくすれば脱毛も止まり、本来の毛量に落ち着くものなので心配ありません。
ただし、産後1年~2年経過しても抜け毛が止まらない場合は、産後脱毛症以外の原因を探った方が良いかもしれません。
子どもが生まれると生活環境がガラリと変わるので、子育てや夫婦関係、家族関係などでストレスを抱えることが多くなります。
また授乳や夜泣きへの対処などに追われ、自身の生活ペースが大きく乱されることになるでしょう。
睡眠が十分に取れない、食事が疎かになるなどによって薄毛を誘発されることもあるので、長期間抜け毛が減らない時は別途理由を探って手当することが望まれます。
牽引性(けんいんせい)脱毛症
ポニーテールなど持続的に髪を引っ張るような髪型をしていて、牽引のダメージにより抜け毛が増えてしまうのが牽引性脱毛症です。
女性の場合、髪を結んだり、仕事上ヘアセットのために髪を強く縛らないといけないことがありますが、ヘアゴムなどによって強く固定された髪の毛根は持続的な牽引力を受けることになります。
このダメージが蓄積すると髪が引っ張られている箇所で局所的な脱毛が起きることがあります。
オシャレのための髪のエクステなども人気ですが牽引性脱毛症の要因となり得るので注意が必要です。
また、イライラして無意識のうちに髪を引っ張るなどの行為もリスクを高めるので注意が必要です。
脂漏性脱毛症
頭皮の皮脂が過剰分泌し、これをエサにするマラセチア菌という常在菌が異常繁殖することで頭皮に炎症性のダメージを発生させ、脱毛につながる症状を脂漏性脱毛症といいます。
頭皮の洗浄不足はもちろん要因になりますが、逆に過度に洗浄し過ぎてしまうと体が頭皮を守ろうと過剰に皮脂を分泌することがあります。
低刺激なシャンプーで頭皮環境を整えることやストレスケアやバランスの取れた食習慣、生活習慣の改善などにも意識していくことが必要です。
女性の薄毛の原因(びまん性脱毛症について)
女性の薄毛で最も多いのが「びまん性脱毛症」と言われており、多くの女性が悩まされる症状です。
そして、びまん性脱毛症を発症する原因としては
・女性ホルモンの減少
・頭皮の血流不足
・無理なダイエット
・ストレス
・運動不足
・睡眠不
・喫煙
・飲み過ぎ
などが複雑に絡み合っていると考えられています。
女性の薄毛は病院で治療できる
将来の薄毛を予防したいということであれば、早い段階から上述してきた薄毛の原因をできるだけ避けるように生活することで薄毛リスクを下げることはできます。
しかしある程度進んでしまった薄毛は抑制することが難しく、さらに毛量を回復させて薄毛の悩みを解消するには自己対処では難しいことがほとんどです。
育毛剤を使うなどして自分で何とかしようと思う女性も多いですが、実際に育毛剤だけでは発毛は期待できません。
薄毛の原因を正確に捉えて、医学的に正しい対処を施して発毛させるには正しい知識を持った医師の手助けと専用の治療薬が必要になります。
医師による治療では原因を正しく突き止めることができる上に、効果の認められた治療薬を使うことができるので、短期間で薄毛を改善することが可能になります。
効果の出ない自己治療にいたずらに費用をかけるよりも、確実な効果を得られる治療に出資した方が断然お得です。
女性の薄毛は病院の何科にいけばいい?
薄毛の治療では病院選びがとても大切になります。
女性の薄毛のほとんどを占めるびまん性脱毛症やその他多くの抜け毛・薄毛の悩みは、近所の一般的な皮膚科などよりも薄毛専門のクリニックを選択する方が賢明です。
感染症や皮膚病など、明らかに病的な症状がある症例であれば一般的な皮膚科でも良いですが、病的な薄毛はそう多くありません。
なぜ皮膚科よりも薄毛専門のクリニックが勧められるのか、解説していきます。
皮膚科と薄毛治療専門病院の違い
一般的な皮膚科に在籍する医師は普段から薄毛以外の皮膚疾患治療に専念しているので、薄毛分野の最先端の知識に乏しいことが多いです。
また、処方される薬剤についても専門クリニックで処方されるような治療効果の高い治療薬を処方してもらうことができない可能性も高いです。
医師の専門性、処方してもらえる治療薬の面から、薄毛の治療は専門クリニックで行うのがベストな選択になります。
女性の薄毛治療に保険は使えるのか?
びまん性脱毛症を含む女性の薄毛のほとんどは、残念ながら治療に健康保険を使うことはできません。
皮膚病など明らかな病気が対象でないものは保険を使った治療ができないのが今のところのルールになっているからです。
これは薄毛専門クリニックでも一般の皮膚科であっても同様ですので、どうせ同じであればやはり専門クリニックで治療を受けた方が治りが早くなります。
もし感染症などの皮膚病や、円形脱毛症など特殊な症例であれば健康保険を使った治療ができることもあります。
女性の薄毛治療に用いられる主な治療薬
ではここから、専門クリニックで治療を受ける場合に使用する治療薬について見ていきます。
内服薬
薄毛治療の専門病院では体の中から作用して強い効果を得られる内服薬の使用が積極的に検討されます。一般的に使われるのは以下のような薬です。
ミノキシジル
ミノキシジルは頭皮の毛細血管の血流を大幅にアップさせて毛根を活性化し、発毛を促す作用があります。
スピロノラクトン
スピロノラクトンは体内で男性ホルモンの作用を抑制してくれる効果があります。
パントガール
比較的リスクが低い内服薬には「パントガール」があり、髪の元になる成分や発毛に必要な成分が配合されています。
外用薬
外用薬は内服剤と違って持病や体質にあまり左右されずに使用することができます。
良く使われるのがミノキシジルの外用剤です。
期待される効果は内服剤と同じですが、作用が頭皮に限局されるので副作用のリスクもほとんど心配要りません。
ただし女性が使用する場合は男性よりも低濃度に調整されます。
栄養サプリメント
薄毛の治療では発毛・育毛に必要な各種栄養成分を接取できるサプリメントを処方してもらうこともできます。
健康増進などを目的とする一般的なビタミン剤と違い、発毛と育毛を特に意識した成分配合がなされています。
髪の毛の原料となるアミノ酸やエネルギー生産に関与するビタミンB群、髪の発育に必要になる亜鉛などを特に意識した調整がされているので薄毛の悩みに効果的です。
普段食事が疎かになっていて薄毛の進行を助長しているケースでは特に治療効率を高めてくれます。
治療薬による副作用は?
ミノキシジルを含め外用剤では医師の指示通りに使用している限り重い副作用はほとんど心配要りませんが、外用剤という特性から頭皮にかゆみや発疹、発赤等の異常が現れることがあります。
内服剤は全身に影響が及ぶためリスクが高くなり、今回紹介したスピロノラクトンは血圧異常、高カリウム血症、不整脈、異常発汗、不安や興奮、生理不順などの副作用が出る可能性があります。
ミノキシジル内服薬は血圧異常、動悸、むくみ、多毛症(体毛が濃くなる)といった副作用が考えられます。
パントガールは強い作用のある成分は入っていないので重い副作用の心配は要りませんが、人によっては腹痛や下痢、頭痛等の症状が現れる可能性があります。
栄養サプリメントについてはアレルギーなど特殊な事態を除いて、用法用量を守っている限り副作用の心配は要りません。
その他の治療法
➀Dr’sメソ治療
内服薬にプラスして行う治療としてメソ治療というものがあります。
これは「ミノキシジル」と「発毛成長因子」をバランスよく配合したオリジナル発毛カクテルを直接頭皮に注射する治療法です。
高額ですが、多くの女性に支持されている治療法の1つ。
メソ治療は大手クリニックですと東京ビューティークリニックで受けられます。
➁PRP治療
メソ治療と似ていて、同じものに見えますがPRP治療とメソ治療は違うものです。
PRPというのは血液中にある血小板を高濃度に濃縮した状態のことで、血小板には細胞の再生を促す成分が多種類含まれていることが明らかになっています。
組織の再生が促進される力を利用して、薄くなった頭皮を厚くし、毛根を活性化することで本来の発毛力を取り戻すというのがPRP治療です。
PRP治療もメソと同じく内服と組み合わせて行ってこそ意味のある治療法で、
PRP治療は本人の血液成分を使うので、安全性・効果・持続性が高い治療となっているのが大きな特徴です。
ウィメンズヘルスクリニック東京、脇坂ウィメンズヘルスクリニック大阪で受けられる治療です。
女性の薄毛病院における治療の流れ
実際に薄毛治療の病院で治療を受ける場合の一般的な流れは以下のような流れになります。
➀問診票の記入
これまでの病歴や家族の薄毛状況。現在気になっている薄毛の症状など問診票の内容に沿って記入していきます。
➁カウンセリング
個室のカウンセリングルームでスタッフと1対1でのカウンセリングが行われます。
治療内容や費用、効果が出るまでの期間など気になることをここで色々聞く事ができます。
➂医師の診察
カウンセリングで話を聞いて、医師の診察も受けたいと考えた場合は医師の診察へ。
実際に医師による頭髪のチェック、問診があります。
➃血液検査・頭部撮影
診察後、治療に進むことを希望する場合は血液検査を受けます。(治療薬を飲むことで肝臓に負担が出ていないか定期的にチェックするため)
➄治療開始
治療開始後は、だいたい1か月に1回のペースで通院していきます。
東京で女性の薄毛治療におすすめの病院
Dクリニック東京ウィメンズ
所在地 | 東京都千代田区丸の内1-11-1 パシフィックセンチュリープレイス丸の内 10F |
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アクセス | JR東京駅八重洲南口 徒歩3分 |
診療時間 | 【火・木・金・土・祝】 10:00~14:00 15:00~19:00【水曜日】 13:00~19:00 |
休診日 | 日曜・月曜 |
カウンセリング | 無料 |
口コミ
女性専用のクリニックで幅広い年齢の患者さんが通っているので、周りに気兼ねなく通えるのが嬉しいです。
薄毛の治療だけでなく女性更年期外来、美肌外来など、女性ならではの悩みに専門的に対応しています。
カウンセリングは無料で、専門スタッフが親身になって話を聞いてくれるので、まずは相談だけでも…という方にもおすすめです。
場所も東京駅から近くて19時まで診療しているので、会社帰りにも通いやすいです。
いいね
参照:googleの口コミ
女性専用のクリニックなので、あまり人の目を気にせず通いやすいです。
スタッフの方も全員女性なので、薄毛に悩んでおられる方にはおすすめしたいです。
参照:googleの口コミ
デメリット
デメリットを挙げるとしたら以下のような部分が考えられます。
・日、月休みで週休2日なところ。
⇒ただし19時までやっているので、仕事帰りに通うこともできる。
・人気のため、無料カウンセリングや初診予約が取れるのが2週間後になることがある点。
⇒ただし、急なキャンセルで空きが出て数日後に予約できるケースも割とある。
メリット
・一人ひとりに合わせたオーダーメイド式の治療
⇒副作用が出にくく、自分にぴったりの治療が受けられる
・良心的な治療費用
埼玉で女性の薄毛治療におすすめの病院
東京ビューティークリニック(大宮院)
口コミ
血液検査費と初診料無料のプランがあるので、まずは自分の状態だけでも知るのはいいかもしれないですね。
先生の雰囲気も凄くよかった。たくさんの治療メニューの中から自分にあったものを選んでくれて治療を進めていくスタイルなので納得のいく効果が得られる。
最初は行くのに抵抗があったけど、行ってみてやるべきだなと、感じました。
今まで悩んでいた時間がもったいないと感じました。悩んでいる人はすぐに行動することをお勧めします。
参照:googleの口コミ
大宮駅からすぐのクリニックで、とても通いやすかったです!
オリジナルプランで通院したのですが、3ヶ月目ですでに髪が生えてきました。
参照:googleの口コミ
デメリット
デメリットを挙げるとしたら、以下のような点が考えられます。
・コース契約をしないと月額料金が高くなりがち。
⇒薄毛治療は最低でも効果が感じられるのに平均半年くらいかかるもの。いずれにしても長く通うことを考えるとコース契約しても無駄にはなりません。また途中解約・返金もしてもらえます。
メリット
・都心を中心に夜遅くまで診療している。
⇒残業後も通えるので通院が楽です。
提携している院を含めると全国50院以上で展開
⇒引っ越しなどがあった際も治療を続けられる
名古屋で女性の薄毛治療におすすめの病院
AACクリニック名古屋(Dクリニック)
所在地 | 愛知県名古屋市中区栄3-17-15 エフエックスビル6階 |
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アクセス | 地下鉄東山線名城線 栄駅 |
診療時間 |
※13:00~14:00の時間は昼休診。 |
休診日 | 月・火曜日 |
カウンセリング | 無料 |
口コミ
薄毛の治療で通いましたが、ここは待合室が男女別なので、異性の目が気になる方でも通いやすいと思います。土日も夜まで診療しているので、平日仕事の身としてはありがたいですね。
参照:googleの口コミ
大阪で女性の薄毛治療におすすめの病院
脇坂ウィメンズヘルスクリニック大阪(Dクリニック)

所在地 | 大阪府大阪市北区梅田3-3-20 明治安田生命大阪梅田ビル22階 |
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アクセス | JR大阪駅 桜橋口出口より徒歩約5分 |
診療時間 |
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休診日 | 月・火曜日 |
カウンセリング | 無料 |
口コミ
私が薄毛の悩んだのは出産後でした。元々少ない毛量が更に少なくなり、髪の毛が細くなってボリュームが無くなって外出時は帽子が必須でした。こちらの医院には一年ほどお世話になりました。場所は梅田で立地が良く、院内はとにかく綺麗で高級感があります。カウンセリングは無料ですし、勧誘は一度もなく自宅に帰ってゆっくり考える事が出来ました。金銭面の相談にものっていただき、結果的に半年程で効果を実感出来ました。決して安くなかったですが、こちらにお世話になって良かったと思えました。
ランサーズで募集した口コミ
福岡で女性の薄毛治療におすすめの病院
城西クリニック福岡(Dクリニック)

所在地 | 福岡県福岡市中央区天神1-12-7 福岡ダイヤモンドビル9F |
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アクセス | 地下鉄「福岡 天神駅」直結 |
診療時間 | 【水曜日】 13:00~18:00 【木・金・土曜日】 10:00~19:00 【日曜日】 10:00~18:00 |
休診日 | 月・火曜日、第1水曜 |
カウンセリング | 無料 |
口コミ
福岡の実家にいる母親が薄毛に悩んでおり、女性用の育毛剤を試したりしているという話を聞きました。真剣に悩んでいるみたいで友達と出かけるのも億劫になるほどだと聞いて福岡でそういった悩みを解消できるところはないかなと調べて見つけたのが城西クリニック福岡でした。早速母に勧めてみると、AGA治療と伝えると大掛かりに聞こえたようで最初は嫌がっていたのですが、女性も沢山訪れているということを伝えるとようやく行ってみる気になったようでした。それからもよく話を聞きますが、女性用の通路があったりと繊細な対応をしてくれるし効果も出ていて通うのが楽しいと言っているので、ここを見つけてよかったです。
参照:googleの口コミ
女性には関係ないと思っていたのですが、年を重ねるに連れて髪の毛が薄くなっていることに気がつきました。髪をブローして膨らますなどしてごまかしていたのですが、だんだん地肌が見えるようになってきてしまって。さすがにこのままだと実年齢以上に見られてしまうため、病院に相談しようと福岡にあるAGA病院を探して来院しました。待合室は男性と一緒かと覚悟していましたが、きちんと男女別々の待合室だったので、男性目線を気にせずに済みました。また、女性の薄毛は意外と増えているということも知ることができて、私だけではないんだと少し安心しました。治療を受けた方は効果が出ている人が多いので、これから始める私も今後の発毛に期待して治療を続けています。
参照:googleの口コミ
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