毛髪診断士の管理人ミス☆ゴールドです。
使ったことがないシャンプーを購入するときって、成分が気になってもどこをチェックしたらいいかわからないですよね。
今回は、
『シャンプーを選ぶ際、成分表で見るべきチェックポイントについてお話しますね。
シャンプーの成分表で見るべきポイント
そんな声をよく聞きます。確かに、成分表を見てもなんだかよくわからないですよね・・。
まず知ってほしいのは、成分表は含有量の多いものから順に記載されているということ。
これは食品の原材料名表示なんかでも同じです。
つまり、成分表の最初の方に書いてあるものほどそのシャンプーに多く入っているっていうことになります。
なので、まずは成分表の最初の方をチェックしてみてください。
シャンプーの場合は、だいたいそこに洗浄成分が書いてあります。
そこを見てどんな洗浄成分が使われているシャンプーなのかチェックするところから始めてみましょう。
シャンプーの洗浄成分について
シャンプーを選ぶ際にすっごく大事なのは、自分に合った洗浄力のシャンプーを選ぶこと。
頭皮の状態によっても選ぶべきシャンプーは変わってきますが、あなたがベタベタするようなオイリー肌ではないようなら洗浄力が強いシャンプーは必要ないです。
むしろ洗浄力が強いシャンプーは、頭皮にとって乾燥を起こしたり、刺激が強くてマイナスです。
洗浄力のマイルドな低刺激シャンプーをしっかり選ぶためにも成分表に以下の成分名がないか注意をしてみてください。
代表的なものをいくつか紹介しますね。
ラウレス硫酸Na、ラウリル硫酸アンモニウムなど
名前に『硫酸』が入っているものは
高級アルコール系洗浄剤
と言われる洗浄力が強く、刺激も気になる成分です。
残念ながらドラッグストアで市販されているシャンプーの多くに使われている洗浄成分です。
美容室でせっかくカラーリングやトリートメントをしてもすぐに取れてしまうなって思うことありますよね。
それって、市販のシャンプーの洗浄力が強すぎるっていうことも原因です。
洗いすぎは頭皮の乾燥にもつながりますし、刺激でトラブルを起こす可能性もありますので敏感肌さんにもおすすめしない洗浄成分。
続いては低刺激でおすすめな洗浄成分。
コカミドプロピルベタイン
これは天然のヤシ油などから作られたベタイン系洗浄剤。
低刺激・安心の成分として知られている成分です。
これが洗浄成分として書いてあるものはおすすめします。
ココアンホ酢酸Na
名前に『ココアンホ〇〇』とついているものも低刺激・安心のベタイン系洗浄剤。
これもおすすめします。
ラウロイルメチルアラニンNa
これは低刺激で安心なアミノ酸系洗浄剤。
これもおすすめします。
ココイルグルタミン酸2Na
名前が『ココイル〇〇』のものも低刺激で安心のアミノ酸系洗浄剤。
こちらもおすすめです。
ヤシ油アルキルグルコシドクエン酸2Na
名前に『〇〇グルコシド』とついているものはグルコシド系洗浄剤
刺激が弱く安心の洗浄成分でおすすめします。
洗浄成分についてはひとまずこれらを意識してみたらいいと思います。
敏感肌だとトラブルも起きやすいので成分表の見方を少しずつでも覚えていくことが大切。
まずは洗浄成分からチェックしていきましょう。
◆参考情報
>>おすすめの低刺激シャンプーランキングはこちら
防腐剤について
よくパラベンフリーという言葉も目にしますよね。
パラベンとは防腐剤のことです。
ただ、これに関してはいくつか説があります。
確かに防腐剤は無いにこしたことはないですけれど美容業界の方の話を聞いたりしても、
実はパラベンに関してはそこまで気にしなくても大丈夫という話が多いです。
純粋なオーガニックコスメの世界ではパラベンは完全にNGとされていますが
実際パラベンフリーと書いてある商品でも違う種類の防腐剤が使われていたりすることも多いですし
シャンプーを作るうえで品質が安定するためには必要な素材でもあるよう。
わたしは完全にNGとは捉えておりません。
香料について
わたくしは結構香料で肌トラブル、頭皮トラブルを起こすことが多いんです。
実際香料でトラブルを起こす方って多いみたいで、
シャンプーにも色々な香りがありますけれど天然香料もあれば科学的に合成された合成香料もあります。
ただ、これに関しては天然だから必ずしも安心とはいえないところで、人それぞれ合うか合わないかによってトラブルの有無が変わってきます。
例えば、わたしの場合ですと、オーガニック系、ナチュラル系の香りは割と大丈夫で
フレグランス系の香りは肌トラブルが起きることが多いんです
こんな風に自分のパターンを見つけておくことも敏感肌さんが頭皮や肌トラブルを
繰り返さないために大切なことです。
また、どうしても気になる場合は無香料のシャンプーを選ぶのも1つです。
まとめ
ここまでのことをまとめますと、
①「硫酸」とつく洗浄剤のものは避ける
②過去の経験から自分に合わなそうなものは避ける
(肌トラブル、頭皮トラブルを起こしたことのある香りのものなど)
③それ以外についてはそこまで神経質に気にしすぎない
この3つを意識して自分に合ったものを見つけていくのが手軽に安心なものを選べる方法だと思います。
参考してみていただけたら嬉しいです。